神の手を持つと言われる、旭川赤十字病院の脳神経外科医の瀧澤克己医師。
名前の読み方は「たきざわかつみ」さんとお読みします。
瀧澤克己医師は、直径1ミリにも満たない細かい脳の血管を塗っていく脳神経外科医として世界でも活躍されています。
患者がいれば海外でもどこへでも行くという瀧澤克己医師も、若い頃は手の震えが止まらずに「手術は向いていない」と言われたこともあります。
絶え間ぬ努力で、今では世界のあちこちから瀧澤克己医師を頼って難しい手術の依頼が殺到するようになりました。
そんな瀧澤医師の高校や大学の学歴や、これまでの経歴が気になります。
そして、多忙な瀧澤医師を支える奥さんや子供さんなどの家族の様子も知りたいと思いました。
この記事では『瀧澤克己の高校は?神の手医師の経歴とプロフィールと家族について』と題して、瀧澤克己医師について
・出身高校など学歴
・プロフィールと経歴
・家族構成
・勤務先の旭川赤十字病院について
これらのことをまとめています。
瀧澤克己医師の学歴|高校・大学
瀧澤克己医師は、北海道旭川東高校を卒業後、旭川医科大学医学部に進学しました。
それぞれ見ていきましょう。
出身高校|北海道旭川東高校
瀧澤克己医師の卒業した北海道旭川東高校は、2023年度偏差値66で、北海道内464校中11位の進学校です。
住所:〒070-0037 北海道旭川市6条通11丁目
webサイト:http://www.ah.hokkaido-c.ed.jp/
出身大学|旭川医科大学医学部
瀧澤克己医師の出身大学は、旭川医科大学医学部です。
旭川東高校を卒業後は浪人せずに現役合格しました。
住所:〒078-8802 北海道旭川市緑が丘東1条2丁目1−1
webサイト:http://www.asahikawa-med.ac.jp/
瀧澤克己医師は、高校から大学、就職とずっと旭川市内で過ごされていたんですね。
医師を目指したきっかけ
瀧澤克己医師がなぜ医師を目指すようになったかは、特になかったようです。
勉強が好きだったので医学部に入ったと7月9日放送の情熱大陸で話していました。
瀧澤医師の師となる上山博康氏は医師を目指すきっかけは、雑誌の記事だったそうです。
遺児支援の民間非営利団体「あしなが育英会」会長の記事に「脳外科が足りず、助かる命も助からない」と書いてありました。
上山氏は「それなら自分が脳外科医になって人の命を助けたいと思った」そうです。
医学部に入る前から「脳外科医になる」と決めていた上山氏は決めた道を迷わず進み、医学生の中での目立つ存在でした。
参考記事:https://medical.jiji.com/column/37
そんな上山氏の「匠の手」を継承した「神の手」瀧澤医師の、医師を目指すきっかけは特になかったようですが、なるべくしてなったということではないでしょうか。
瀧澤克己医師のプロフィール
瀧澤克己医師の生年月日などプロフィールをお伝えします。
#情熱大陸
— 情熱大陸 (@jounetsu) July 7, 2023
脳神経外科医/#瀧澤克己
そこに患者がいる限りどこへでも
“神の手”を持つ医師 世界を駆ける #毎日新聞 https://t.co/ZJmK84VBMG
名前:瀧澤克己(たきざわかつみ)
出身地:北海道俱知安町
生年月日:1965年8月20日
年齢:57歳(2023年7月現在)
大学:旭川医科大学医学部
高校:北海道旭川東高校
職業:脳神経外科医師
専門分野:脳血管障害手術(脳動脈瘤手術・バイパス手術・内膜剥離術)、頭蓋底腫瘍、医療安全
勤務先:旭川赤十字病院
役職:旭川赤十字病院副院長、脳神経外科部長、医療安全推進室室長
座右の銘:「凡事徹底」
医師として一番大切にしていること:「患者第一」
瀧澤克己医師は、旭川赤十字病院の脳神経外科で年間550例以上の手術を実施されています。
脳動脈瘤の手術件数は180件を超えて、全国でもベスト10に入る症例数を誇り、超難易度の高い手術も手掛ける脳血管障害治療のエキスパートです。
神の手の瀧澤克己医師の技術を求めて世界中からも絶えず手術の依頼が来ています。
座右の銘の「凡事徹底」とは、当たり前のことを徹底的に行うことですが、瀧澤医師がこれまでずっと当たり前のことをとことん極めて、努力してきたことを想像させられますよね。
瀧澤克己医師の経歴
瀧澤克己医師の大学を卒業してからの経歴は以下のようになります。
1990年 旭川医科大学 医学部 卒業、旭川医科大学 脳神経外科 入局
1995年 旭川医科大学脳神経外科 助手
1996年 旭川赤十字病院 脳神経外科
1998年 秋田県立脳血管研究センター 研究員
2000年 旭川赤十字病院 脳神経外科
2007年 旭川赤十字病院 脳神経外科 第三部長
2010年 旭川赤十字病院 脳神経外科 第二部長、医療安全推進室 室長
2011年 旭川医科大学 臨床指導教授
2012年 旭川赤十字病院 脳神経外科 第一部長、上席院長補佐
2015年 藤田医科大学ばんたね病院 客員教授
2020年 旭川赤十字病院 副院長
1996年に旭川赤十字病院(旭川日赤)脳神経外科に勤務になり、「匠の手」と呼ばれる血管バイパス手術の第一人者である上山博康医師に師事します。
赴任して1年半たったころから、上山医師に同行して出張手術に行くようになりました。
派遣期間が2年になろうとしていたころ、一人の医師が開業のためにやめることになりました。
そのタイミングで瀧澤医師が大学に戻れば、現場の患者さんたちが困ると思い、派遣期間をあと1年延長してくれないかとお願いしますが、大学側はこれを却下します。
すると、瀧澤医師は「それなら辞めます!」と勢いで医局を辞めてしまったのです。
4月から無職になった瀧澤医師を上山博康氏が、秋田県立脳血管研究センターにポストを用紙してくれました。
その時の日給は8000円だったそうです。
インドデリーで世界的に珍しい頭部結合双生児の分離に関わる手術も依頼され成功させています。
その功績は高く評価されインドの神経麻酔学会のフェイスブックには瀧澤医師の写真が使われていたそうです。
日赤での手術も行いながら、要請されれば海外へも飛んでいく瀧澤医師。
その活動は世界で高く評価され認められています。
瀧澤氏の下には、マレーシア、ロシア、ウズベキスタン、バングラデシュ、韓国などからも医師たちが学びに訪れる。帰国後もこんな脳血管手術をした、という詳細な報告が届き、意見を求められる。旭川日赤で学ぶ初期臨床研修医の中にも、瀧澤氏に憧れ脳神経外科に進む医師が毎年出ている。
引用元:https://www.doctor-agent.com/service/career-column/2020/202001
そして、瀧澤医師はThe Best Doctors in Japan 2020-2021に選ばれています!
情熱大陸に出演
2023年7月9日(日)放送の情熱大陸でも取り上げられています。
7月9日(日)夜11時~
— 情熱大陸 (@jounetsu) July 2, 2023
MBS/TBS系 #情熱大陸
脳神経外科医/#瀧澤克己
そこに患者がいる限りどこへでも…
“神の手”を持つ医師 世界を駆ける✈
直径1ミリにも満たない脳の血管を
縫っていく"神技”。#旭川赤十字病院 では副院長も務める。
さらに、休みの日を使って
世界中からの依頼に応えている。 pic.twitter.com/50S2ebFz8Z
未来世紀ジパング|2017年7月17放送
017年7月17日放送の未来世紀ジパングで「世界を救う!日本の医療2」と題して、瀧澤克己医師がロシアの医療格差を埋める脳神経外科医として紹介されました。
ロシアの国家プロジェクトとして、地方に最先端医療のセンターとしてチュメニ脳外科センターができました。
ここに派遣されたのが、すでに世界から難しい手術の依頼を受けて、カンボジアやインドネシアなどからの要請を受け活躍されていた瀧澤克己医師でした。
旭川を拠点としている瀧澤医師は、世界から難しい手術の依頼を受け、カンボジアやインドネシアなどで医療も行っています。
特にロシアは北海道からも近いことがあって、2017年当時3年間で7回の訪問しています。
瀧澤克己医師の年収は?
瀧澤克己医師の年収は推定2000万以上と思われます。
難易度の高い手術をこなし重労働でもある脳神経外科医は、医師の中でも収入は多い職種になります。
労働政策研究・研修機構の「勤務医の就労実態と意識に感する調査」によると、脳神経外科医の一般的平均年収は約1480万とでています。
このように医師の年収の統計を見てもトップクラスの医師は2000万以上の年収になります。
海外からも多くの手術要請がきて、日赤病院での手術もたくさん手掛けている、神の手の瀧澤医師がトップレベル19.4%の年収の2000万以上であることは間違いないのではないでしょうか。
瀧澤医師について調べていると、神の手を言われるその腕だけでなく、人間的にもとても魅力的な方だということがよくわかります。
あまり病棟には顔を出さない医師も多い中、瀧澤医師は若いころから手術室だけでなく病棟にも顔をよく出し、患者の様子を見たり、書類関係の事務仕事も進んでやっていました。
旭川赤十字病院は北海道大学の基幹病院なので、脳神経外科のトップは代々北海道大学出身者が担ってきました。
瀧澤医師は旭川医大の出身ですが組織の枠を超えて評価されたということもそういった要因があったのには違いないでしょうね。
旭川赤十字病院の場所や予約方法
旭川赤十字病院(日赤病院)についてお伝えします。
住所:〒070-0061 北海道旭川市曙1条1丁目1−1
電話番号:00166-24-4648
webサイト:http://www.asahikawa.jrc.or.jp/
休診日:土、日、祝、5/1、12/29~1/3
旭川赤十字病院へのアクセス
旭川駅から徒歩で約16分
初めて旭川赤十字病院を受診される方
希望の診療科によっては、紹介状が必要な場合があります。
受診されたい方は病院のホームページで紹介状が必要な診療科をご確認ください。
こちらのページで確認できます。
https://www.asahikawa.jrc.or.jp/jusin/syosin/
脳神経外科外来
旭川赤十字病院の脳神経外科の概要や診療と手術実績などは、こちらでご確認ください。
https://www.asahikawa.jrc.or.jp/depart/brain/
旭川赤十字病院脳神経外科の評判や口コミ
おはようございます。
— Chiママ (@Chi66455590) March 15, 2022
私も脳の一部に影が映り、
それが血管の分岐点にあるため
定期的にMRIを受けていましたが
進展も後退もない状態が続き
昨年、旭川日赤病院の
更に高性能のMRIでその影が
生まれながらにあるだろう
凹み(奇形?)部分であることが
判明しました。何でもないと
言われています。
@pyuakanarin 旭川日赤の脳外は優秀だから全く心配ないから
— nobuo.iwamoto (@nobu_iwa) November 25, 2010
難しい病なんですね😢
— さわちん❄️🍌🐌 (@tdBornY7bHjblTP) December 12, 2021
知り合いで、脳幹梗塞だったか出血だったかで倒れ、さらにもう一度発症、死の淵から生還した人がいます
旭川日赤病院の、神の手をもつ脳外科医に救われました
旭川の実家近くに一人で住む伯母が昨日クモ膜下出血で倒れてたまたま通行人に見つけてもらって大手術となったのですが、きょうお見舞いに行ったら全く普通に元気だったとのこと。旭川の日赤は脳外科に強いだけのことはあります。ありがたいことです。
口コミを調べていると、「ここなら安心!」という地域からの絶大な信頼感と、遠方でも更によい医療をと探している方へ勧めていたりで、旭川赤十字病院への評判が素晴らしいものだとよくわかりました。
瀧澤克己医師は結婚してる?嫁や子供について
瀧澤克己医師は結婚されていて、奥さんと3人の子供さんがおられました。
娘さんが1人と息子さんが2人で5人家族です。
情熱大陸で映っていましたね!
息子さんは父親のことを「人助けが好きなんでしょうねー」と語っていました。
海外での手術は報酬は受け取っておらずボランティアだということで、その志の高さには尊敬しかありませんね。
瀧澤医師は日ごろから日赤病院での仕事と海外への手術要請で多忙を極められています。
海外へ手術に出向く際は、ほとんどが強行スケジュールであり、プライベートな時間を犠牲にしている。決して旭川日赤での仕事をおろそかにしているわけではない。普段からずっと病院にいて、誰よりも手術を行っている。「だから、文句も言いたいのだと思いますが、表立っては言われていません」と瀧澤氏は笑う。
https://www.doctor-agent.com/service/career-column/2020/202001
瀧澤医師の仕事を一番そばで見てきた奥さんや子供さんは、心から尊敬できる父親であることは間違いないですよね。
子供さんたちの職業や年齢などは番組内では明かされていなかったですが、ダイニングテーブルを囲む奥さんと子供さんたちの姿は、とっても穏やかで優しい空気間の漂う素敵な家族だなと思いました♪
まとめ
この記事では『瀧澤克己の高校は?神の手医師の経歴とプロフィールや家族について』として、旭川赤十字病院(旭川日赤)の脳神経外科医瀧澤克己さんについてまとめてみました。
学歴は、旭川東高校卒で旭川医科大学医学部に進学しました。
大学を卒業後は旭川医科大学脳神経外科に入局し1996年に旭川赤十字病院脳神経外科に入り、現在は副院長も任され経営にも携わっています。
呼ばれればどこへでも行く、という瀧澤克己医師。
7月9日放送の情熱大陸にも出演されました。
今後もメディアで取り上げられる機会がありそうですね。