催される「第42回大阪国際女子マラソン」に出場の佐藤早也伽選手に注目が集まっていますね。
パリ五輪の代表選考会となるMGCの前哨戦ともいえる大阪国際女子マラソン。
佐藤早也伽選手の穏やかな笑顔も癒される、かわいいと人気です。
佐藤早也伽選手はどちらかといえば遅咲きの選手で、高校時代はそれほど注目されていなかったようです。
そんな佐藤早也伽選手が高校時代はどんな戦績だったのか、またどこの高校に通っていたのかも気になります。
そこで今回は『佐藤早也伽の高校時代の戦績!遅咲きで実力開花の秘密は?』と題して以下のことをまとめました。
佐藤早也伽の出身高校|常盤木学園高等学校
佐藤早也伽選手の出身高校は、私立常盤木学園高等学校です。
常盤木学園高等学校
住所:〒980-0003 宮城県仙台市青葉区小田原4丁目3−20
電話番号:022-263-1755
学校ホームページ:http://www.tokiwagi.ed.jp/
偏差値:46~55
常盤木学園高等学校は女子サッカーの強豪校として全国大会の常連校として知られています。
女子サッカーは全国優勝の経験もありプロも輩出しています。
卒業生でプロサッカー選手
熊谷紗希
鮫島彩
田中明日菜
仲田歩夢
陸上部は遠藤博美監督が指導しており、10年ほど前から徐々に頭角を現し全国でも、短距離、リレーは全国大会に出場するようになりました。
中距離や駅伝では県内上位の成績を残しています。
佐藤早也伽選手は、宮城県代表として都道府県対抗女子駅伝に出ていたので、県内でトップレベルの実力の選手だったことは間違いないですね!
都道府県対抗女子駅伝【宮城県代表①】◆鈴木澄子(ホクレン) ◆岩川真知子(大塚製薬) ◆及川まりや(東北大) ◆福崎奈々(城西大) ◆吉田夏実(玉川大) ◆鈴木絢子(東北大) ◆佐藤早也伽(常盤木学園高) ◆大久保美里(聖和学園高) ◆遠藤ひかる(常盤木学園高)
陸上日和 (@niigata1832) December 18, 2012
佐藤早也伽選手は、宮城県出身で大崎市立鹿島台中学校を卒業しています。
高校時代の2011年3月に宮城県内で東日本大震災に遭ってしまいました。
実家は内陸部だったこともあり大きな被害は免れましたが、水道や電気のインフラは完全に止まってしまいました。
電車も動かないので学校にも通えなかったんです。
片道8キロの通学距離で、佐藤選手の母親が「送り迎えしてあげるから陸上部に入ったら」と言われ、送ってもらえるならいいやと陸上生活が始まったそうです。
震災で学校に通えないときは、自宅周辺も一人で黙々と走りました。
参考記事:中日スポーツhttps://www.chunichi.co.jp/article/215268
高校時代は高校総体などの舞台では活躍できませんでしたが、陸上一筋に打ち込んだ生活をしていました。
当たり前の日常が奪われて想像を絶する不便さや辛さを強いられた生活のなか、ひたむきに取り組んだ陸上がこのあと花開いていくんですね。
佐藤早也伽のプロフィール・経歴
ここでは佐藤早也伽選手の身長体重などプロフィールと経歴をお伝えしますね。
名前:佐藤早也伽(さとうさやか)
生年月日:1994年5月27日
年齢:28歳(2023年1月現在)
出身地:宮城県
身長:156cm
体重:41kg
中学:大崎市立鹿島台中学校
高校:常盤木学園高等学校
大学:東洋大学
所属:積水化学女子陸上競技部「セキスイフェアリーズ」
入社:2017年
Twitter:@sug_m3o
Instagram:@sayaka_5.27
インスタを見るとケーキ作りが趣味なようで、美味しそうな手作りのケーキの画像がたくさんあります。
レースやトレーニングで忙しい毎日だと思うのですが、ケーキ作りが気分転換もかねてリフレッシュの時間なのかもしれませんね♪
●自己ベスト
1500m:4分27秒25
3000m:9分05秒75
5000m:15分16秒52
10000m:31分59秒64
ハーフマラソン:1時間9分27秒
マラソン:2時間23分27秒
2020年:
・名古屋ウィメンズマラソン5位(日本人3位)
・クイーンズ駅伝1区(区間賞)
・全国女子駅伝9区(区間6位)
2019年:
・実業団ハーフマラソン優勝
・全日本実業団陸上10000m2位(日本人1位)
・実業団女子駅伝3区(区間3位)
・日本選手権5000m(5位)
・全国女子駅伝9区(区間7位)
大学4年:
・全国女子駅伝1区(区間22位)
・全日本大学駅伝5区(区間8位)
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝5区(区間8位)
大学3年:
・日本インカレ5000m(14位)
・全日本大学女子駅伝5区(区間11位)
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝5区(区間22位)
大学2年:
・全国女子駅伝2区(区間24位)
・日本学生陸上競技個人選手権大会5000m(6位)
・日本インカレ5000m(8位)
・大学女子選抜(富士山女子)駅伝4区(区間18位)
大学1年:
・日本学生陸上競技個人選手権大会5000m(5位)
・日本インカレ5000m(19位)
・大学女子選抜駅伝(富士山女子)6区(区間5位
東洋大学に進学し1年生の時からレギュラーで主力選手として活躍しました。
高校から陸上を始めた佐藤選手ですが、高校卒業後はぐんぐんとその実力を伸ばしており、今後のレースでの活躍が楽しみです!
まとめ
この記事では『佐藤早也伽の高校時代の戦績!遅咲きで実力開花の秘密は?』として、以下のことをまとめました。
佐藤選手の出身高校は宮城県の私立常盤木学園高等学校です。
高校の時に震災に遭い、インフラが途絶えた学校にいけない間は自宅周りを黙々と一人で走っていたそうです。
高校の時は目立った戦績はありませんでしたが、宮城県代表として都道府県対抗にも選ばれていたので県内ではトップレベルの選手だったことがわかります。
インスタでは手作りケーキの画像や日常のかわいらしい様子が垣間見れて、佐藤早也伽選手の人間的魅力も伝わってきます。
佐藤選手の今後の活躍を、めちゃくちゃ応援しています!